「最後をひとりで迎える準備できていますか?」
高齢化が進みひとりで亡くなる人は、もはや特別ではなくなりました。
統計では5人に1人がおひとりさまの最期を迎えているとされています。
今は家族がいても将来はひとりという可能性は誰にでもあるということです。
私は母を亡くして天涯孤独となりました。
お墓にいれてくれる人も、遺品の整理をしてくれる人もいません。
自分の最後のことは自分で準備するしかないのです。
同じお悩みをお持ちの方にご紹介するのは終活サポートサービスです。
終活サポートサービスとは家族がいない、又は家族に頼れない方のために身元保証人になったり、死後の手続きを引き受けてくれるサービスです。
この記事では多くの終活サポートサービスの中から、実際に自分が契約候補としてリサーチした3社をご紹介します。
- おひとりさまの終活は何から考えるべき?
- 知っておきたい終活サポートの4つの柱
- 終活サポートサービスおすすめ3社
この記事を読み終わる頃には、きっと“最初の一歩”が見えてくるはずです。
まずは知ることから始めましょう。
おひとりさまの終活は何から考えるべき?

入院時の保証人問題から始まった私の終活
おひとりさまの終活は死後の手続きをどうするか考えるのが最優先です。
遅かれ早かれ人は必ず死ぬからです。
このことを知ったのは「終活と相続のまどぐち」の無料相談がきっかけでした。
「もしも突然入院したら私には保証人を頼める人がいない」
天涯孤独になって真っ先に頭にうかんだ不安は病気になった時のことでした。
今は元気でもいつ病気になるかは誰にもわかりません。
漠然とした死よりも、近い将来の緊急事態に備えておくべきだと思ったのです。
そんな時に身元保証サービスを知りました。
身元保証サービスとは家族の代わりに入院や施設入居時の身元保証人を引き受けてくれる、お金はかかりますが頼れる人がいない天涯孤独にとってありがたいサービスです。
「終活と相続のまどぐち」では無料で相談できることを知りお話を伺うことにしました。
無料相談体験の記事はこちら▼
天涯孤独の不安解消!「終活と相続のまどぐち」無料相談体験レポート
入院時の身元保証。見落としがちなその後のこと
身元保証サービスは多くの場合、死後の手続きまでお願いする死後事務委任契約と一緒に契約するのが一般的です。
そう教えてくれたのは「終活と相続のまどくち」の担当の方でした。
死後事務委任契約とは自分が死んだ後の手続きを第三者にお願いする契約です。
対して身元保証のサービスは生前から亡くなった直後までの手続きが対象。
万が一病院で亡くなった場合、遺体の引き取りまでは身元保証サービスでお願いできますが
その後の火葬や葬儀のような手続きは対象外です。
おひとりさまは「亡くなったあとの手続き」も事前に決めておかなくてはなりません。
身元保証とあわせて、死後事務委任契約をセットにしている会社が多いのはそのためです。
ただしサービスの内容や契約の方法は会社ごとに違いがあります。
すべての会社が必ずしもセット契約を条件にしているわけではありません。
“病気にならない”可能性はあっても、”死”は必ずおとずれます。
言われてみれば、なるほどと思う話でした。
この現実を受け止めたとき、まず考えるべきは「もしもの後のこと」なのだと、改めて実感しました。
知っておきたい終活サポート4つの柱

終活サポートといっても提供される内容はさまざまです。
大きく分けて4つの柱があることがわかりました。
1.身元保証
急な入院の際に身元保証人や連帯保証人になってくれるサービスです。
- 入院、施設入居に伴う身元保証(※)
- 遺体の引き取り
- 医療や治療方針に関する意思表示
- 緊急入院時の駆けつけ
- 着替え等の入院準備や手続き
- 賃貸住宅入居時の身元保証
- 施設入居の身元保証と緊急時の対応
- 費用滞納時の連帯保証
(※)就職時の保証人やローン借入の場合は対象外
2.死後事務委任契約
亡くなった後の手続きを生前に信頼できる第三者に委任する契約です。
- 入院費の清算手続き
- 火葬、葬儀
- 納骨
- 役所の届け出
- 各種解約、変更手続き
- 関係者への連絡
- 遺品整理
- ペットの里親探し
3.見守り・日常サポート
ひとり暮らしで家族がいない方のために日常生活のお手伝いをしてくれるサービスです。
- 電話や訪問による安否確認
- 緊急時の駆けつけ
- 買い物代行
- 病院への付き添い
- 入院、施設入居手続き
- 健康相談
4.任意後見・財産管理委任契約
認知症に備えてお金の管理や生活のサポートをしてくれる人を選んでおく契約です。
十分な判断能力のあるうちに事前に契約しておく必要があります。
- 預貯金の管理
- 不動産の管理
- 年金の受取り
- 入院、施設入居の契約手続き
- 介護サービスの支払い
終活サポートサービスおすすめ3社
終活協議会

1. 基本情報
2. 特徴とおすすめポイント
- 終活に必要なサポートが1つの窓口で受けられる
- 1人ひとりに専任のコンシェルジュがつく
- プランがシンプルでわかりやすい
- 財産の開示が不要なのでプライバシーが守られる
- 契約時に一括で支払うから追加料金が発生しづらい
- 弁護士や専門家からの評価が高い
- 終活ガイド資格が取得できる
✅一度で全ての準備を終えたい方
✅元気なうちに支払いを済ませておきたい方
✅自分自身も終活の知識を得たい方
✅必要最低限のサービスで費用を抑えたい方
✅初期費用の準備が難しい方
✅担当者が固定されるのが嫌な方
3. 資料請求・相談窓口
えにしの会

1. 基本情報
2. 特徴とおすすめポイント
- 包括支援センターが相談先として紹介することが多く信頼度が高い
- 日常生活からもしもの時まで多岐にわたるサービスが受けられる
- 必要になった時に契約追加が可能
- 家族のように寄り添い、親身なって相談にのってくれる
- 自社のサービスのYouTube動画がわかりやすい
- お墓を持っていない場合はえにしの会の合祀墓で永代供養をしてもらえる
✅日常生活のサポートや相談も充実させたい方
✅段階をふんで必要な契約を検討されたい方
✅お墓がない方
✅日常生活に不安がない方
✅月々の固定費用が負担に感じる方
✅近くに事業所がない方
3. 資料請求・相談窓口
ひとりのミカタ

1. 基本情報
2. 特徴とおすすめポイント
✅の安心感や信頼性を重視する方
✅日常の家事に費やす時間を減らしたい方
✅今は身元保証だけ備えておいて、必要に応じてプランを決めたい方
✅東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県以外にお住まいの方
✅コストを極力抑えたい方
人とのコミュニケーションを重視したい方
3.資料請求・相談窓口
迷ったら無料相談に行ってみる

ここまでいくつかのサービスをご紹介してきました。
実際にどれが自分にあっているのかわからないという方も多いと思います。
終活や身元保証のサービスは内容も仕組みも複雑です。
どこに相談すればよいか、どう選べばよいか迷って当然です。
そんな時に選択肢のひとつとしておすすめしたいのが無料の相談窓口を活用する方法。
大切なのは 「どれを選ぶか」よりも、まずは始めることだからです。
冒頭でもご紹介した「終活と相続のまどぐち」では、対面での無料相談を受けることができます。
まとめ

終活サポートサービスについてご紹介しました。
おひとりさまの終活は死後の手続きをどうするか考えるのが最優先です。
遅かれ早かれ人は必ず死ぬからです。
- 身元保証
- 死後事務委任契約
- 見守り・日常サポート
- 任意後見・財産管理委任契約
- 終活協議会
- えにしの会
- ひとりのミカタ
どこが自分にあっているのか。
何から始めたら良いのか迷ってしまったら、専門家に相談するのも選択肢のひとつです。
対面なので悩みも伝わりやすく、不明点があれば何度でも質問できるのもメリット。
「無料なんて言っておいて、実は無理やり勧誘されるんじゃないの?」
そう思われる方もいるかもしれません。
大丈夫です。
私が相談に行った時には、契約をせかされるようなことも、勧誘もありませんでした。
この事がきっかけで本気で終活を考えるようになったのも事実です。
近い将来も少し先のことも、全ては自分のため。
何を備えておけばよいのか知っておくだけでも、驚くほど気持ちが軽くなるものです。
気軽な気持ちで相談してみてください。