【家族がいない人も安心】入院前に整えたい環境とおすすめアイテム

備え・手続き
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入院準備と聞いて真っ先に思い浮かぶのは着替えや日用品ではないでしょうか。

もちろんそれも間違いではありませんが見落としがちなものがあります。

それはインターネット環境です。

一日に一度もスマホを見ない方は、きっとごくわずかでしょう。

調べものをしたり、誰かと連絡をとったり。

私達の生活の必需品と言っても過言ではないスマートフォンは入院中の不便や孤独感を驚くほど軽減してくれます。

私は自分自身の手術入院と、母の半年の入院生活の経験から通信環境が整っていないことがどれほどのストレスになるかを痛感してきました。

この記事では、入院生活を快適に過ごすための「インターネット環境の重要性と一人入院に是非準備してほしいアイテムについてご紹介します。

また突然の入院の時に安心な「入院セット」の内容についても解説します。

身の回りの世話をしてくれる家族のいない方へ入院事情を知るヒントになれば幸いです。

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入院で一番重要なポイントはインターネット環境を整えること

スマートフォンさえあれば何とかなる時代

入院する時に何を持っていけばいいのか悩む方は多いでしょう。

入院中の様々なシーンを想定して不便のないように漏れなく準備したくなるからです。

このお悩みのほとんどはスマートフォンが解決してくれる時代になりました。

暇つぶしには事かかない

少し前の入院中の暇つぶしアイテムといえば、本やクロスワードパズル、そして病院で購入するテレビカードを使ったテレビ視聴が一般的でした。

私自身退屈な時間に備え、本を何冊も鞄に詰め込んで入院生活に臨んだ経験があります。

テレビカードは1枚1000円で約24時間視聴できますが、自宅にいる時のように「つけっぱなし」にしていると、あっという間に使い切ってしまいます。

「あと少しでカードが切れる」という焦りがストレスなこと、追加購入を繰り返すうちに費用がかさんでしまう点が悩みの種でした。

スマートフォンがあれば時間を持て余すことがありません。

Kindleアプリを使えば、重い本を何冊も持ち込まなくても好きなだけ読書を満喫できます。

Amazonプライムで見たかったドラマを一気見するのもよいでしょう。

YouTubeでは好きな動画や音楽を楽しむ以外にも、多様なオンライン講座が視聴できます。

体調と相談しながら、以前から興味があったことを勉強してみるのもお勧めです。

私も子宮筋腫で1週間入院した時にFP3級をYouTubeで勉強して、その月の試験に合格することができました。

動けないからこそ発揮できた集中力だと思っています。

テレビ電話ならいつでも顔が見られる

ライン等のテレビ電話を使えばいつでも相手の顔を見ながら話すことができます。

電話の声だけでなく一緒にいるような感覚で会話ができるなんて便利になりました。

入院中は誰もが心細いものです。

大部屋の場合は周りへの配慮をして上手に活用しましょう。

足りないものはAmaozonで

  • 必要な物が足りなくなった
  • あれを持ってくればよかった

そんな時はAmazo等のネットで購入して病院に配送してもらう方法があります。

受付やナースステーションで受け取ってもらえるのか事前に確認しておきましょう。

病院で受け取りができない場合は、病院内や近くのコンビニで受け取ることもできます。

患者向けにWi-Fiを提供している病院はまだ少ない

調査によると2023年時点で93.2%と病院のWi-Fi導入率は増加傾向にあります。

これは医療のデジタル化や業務の効率化の一環で導入が進んでいる結果です。

主な使用目的は以下の通りです。

  • 施設スタッフのインターネット接続(71.8%)
  • 電子カルテや医療事務システム(68.9%)
  • 患者・外部訪問者のインターネット使用(33.5%)

2020年度医療機関における適正な電波利用推進に関する調査の結果

ご覧のとおり、業務利用を目的としている病院が多く、患者へのWi-Fi提供が進んでいないのが現状です。

海外では入院患者用の無料のWi-Fiサービス提供が一般的であることを考えると非常に残念です。

インターネットは私達の生活に必要不可欠です。

入院患者向けの無料Wi-Fiの導入にむけては、病室Wi-Fi協議会などの団体や医療機関で積極的な取り組みが進んでいます。

こうした活動が私達の入院生活を充実したものに変えていくことを期待したいところです。

病院にWi-Fi環境がない時はモバイルWi-Fiレンタルを検討する

病院にWi-Fi環境がない場合に役立つのがモバイルWi-Fiのレンタルです。

入院中は時間があるので、ついついスマホに手がのびてしまうものです。

特に動画は通信量を沢山使うので、気がついたら通信容量を超えてしまったなんてこともあるでしょう。

モバイルWi-Fiを利用すればスマートフォンのデータ通信量を節約でき、月末の通信制限に悩む心配もありません。

無制限プランを選べば動画や音楽、ゲームなどを思う存分楽しめるのです。

通信制限なしの大容量プランの相場は月額約3,500円前後。

1日単位から契約できるところが多いので入院期間に合わせて選べます。

入院中にモバイルWi-Fiを利用のする時注意点

入院中にモバイルWi-Fiを利用する時にはいくつか注意点があります。

モバイルWi-Fiが持ち込み禁止の場合がある

病院によってモバイルWi-Fiの持ち込みや使用が制限されている場合があります。

事前に病院の規則を確認しておきましょう。

電波が届かない場合がある

病院の建物は非常に丈夫にできています。

その構造上の問題でWi-Fiルーターの電波が届かない場合があります。

残念ながら実際に使ってみるまでは接続状況がわからないことも少なくありません。

せっかくレンタルしても使えない可能性があるので注意が必要です。

万が一の時のために、使用できなかった場合の対応やレンタル期間の短縮ができるか確認しておくことをおすすめします。

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急な入院でも安心な入院セットサービス

入院セットサービスとは入院中に必要な生活用品をレンタルできる便利なサービスです。

パジャマやタオルは毎日交換してもらえるのでいつでも清潔でいられます。

着替えを持ってきてくれる家族がいない方にはありがたいですね。

病院により異なりますが基本的な入院セットの内容をまとめました。

入院セットに含まれるもの

入院セットのレンタル料金

一日単位で設定されているところが一般的です。

使用の有無に関わらず、利用開始日から退院日迄の日数分が料金に含まれます。

快適な入院生活の為にあると良いもの

ここでは入院生活を少しでも快適におくる為にあると良いものをご紹介します。

これから入院予定があって準備する余裕がある方は参考にしてください。

延長ケーブル

病室のコンセント口が丁度良いところにあるとは限りません。

私の経験では何故かとても高い位置にあるところが多かった印象です。

延長コードがあればベッドから動けなくても充電しながらスマホを見ることができます。

できれば長さは2〜3メートルあると安心です。

USB充電ポート付電源タップ

電源タップはUSB充電ポート付がおすすめです。

携帯・パソコン・ワイヤレスイヤフォン。

私達の周りは充電が必要なもので溢れています。

充電ポート付の電源タップは充電口とタップが一体型になっているので荷物を減らせて便利です。

電源タップの差し込み口は2口以上あるものが良いでしょう。

充電用のケーブルも忘れずに。

私は全てのデバイスのケーブル口をCタイプで統一して兼用できるようにしています。

ネックライト

ネックライトとは首からかけるタイプのライトです。

消灯後ですぐに眠れないとき周囲に迷惑をかけずに自分の手もとだけを明るくできるので助かります。

両手があくので災害時の備えとして一つ持っておくと良いかもしれません。

インターネットで1,500円〜2,000円程度で購入できます。

S字フック

一見地味ですが、あると驚くほど便利なのがS字フックです。

私はベッドサイドにトートバックをぶら下げて引き出し代わりにして使っていました。

更に点滴中はエコバックやタオルを掛けておくことで、必要なものをすぐに取り出せて移動もスムーズに。

少し触れただけでは落ちにくいカラビナタイプは安定感があり使い勝手抜群です。

マジックハンド

普段なら何でもない動作も、入院中には意外なところで困ることがあります。

私の場合、手術直後はベットから起き上がることもできずにとても苦労しました。

そんな時にマジックハンドは大活躍します。

離れた場所にあるものを取ったり、カーテンを閉めたりといった動作が寝たままでできます。

しゃがまずに床の物を拾う事も可能です。

なるべく軽くて折り畳みができる物を選ぶと荷物になりません。

インターネットで1,000円〜2,000円で購入できます。

ストロー付きペットボトルキャップ

こちらも寝たきりを想定した商品です。

ストロー付きペットボトルキャップをペットボトルに付けるだけ。

助けてくれる人がいなくても、寝たままで水分補給ができます。

100均で手に入るので騙されたと思って持参してください。

市販のストローが使えるものを選ぶと洗わずに交換できるので衛生的です。

使うのが楽しみなる物

最後に便利グッズではないのですが、入院時に持っていくと気分があがるアイテムをご紹介します。

それは”使うのが楽しみになる物”です。

入院は決して楽しいイベントではありません。

準備をしている時からワクワクする旅行と違って気持ちも沈みがちです。

そんなとき、気分を明るくしてくれるアイテムを持参することをおすすめします。

  • 良い香りの アロマスプレー
  • いつもより少し贅沢なドリップ珈琲
  • プレゼントでしか買ったことのないお菓子

入院したらこれが使える!と楽しみになるような物をチョイスしましょう。

普段はつい我慢してしまうような、ちょっとした贅沢なものを取り入れて入院生活を楽しいイベントに変えてしまいましょう。

まとめ

入院前に整えたい環境とおすすめアイテムをご紹介しました。

入院で一番重要なポイントはインターネット環境を整えることです。

スマートフォン一つあれば、入院中のお悩みや不便さのほとんどが解決できるからです。

  • テレビ電話で顔をみながら会話できる
  • 暇つぶしには事かかない
  • 入院中で足りない物はネットで購入する

残念ながら患者向けにWi-Fiを提供している病院はまだ少ないのが現状です。

病院にWi-Fi環境がない時はモバイルWi-Fiレンタルも検討してみましょう。

通信制限なしの相場は月額約3,500円前後で、入院期間に合わせて日数を選べます。

入院中にモバイルWi-Fiを利用する時の注意点

  • モバイルWi-Fiが持ち込み禁止の場合がある
    病院によってモバイルWi-Fiの持ち込みや使用が制限されている場合があります。
    事前に病院の規則を確認しておきましょう。
  • 電波が届かない場合がある
    Wi-Fiルーターの電波が届かず、レンタルしても使えない可能性があります。
    使用できなかった場合にレンタル期間の短縮ができるか確認しておきましょう。

急な入院や家族のいない人に、入院セットサービスの活用をおすすめします。

入院セットに含まれるもの

入院セットのレンタル料金

最後に快適な入院生活の為にあると良いものをご紹介します。

  • 延長ケーブル
  • USB充電ポート付電源タップ
  • ネックライト
  • S字フック
  • マジックハンド
  • ストロー付きペットボトルキャップ
  • 使うのが楽しみなる物

入院は誰にでも起こり得る出来事です。

事前に必要なことやアイテムを知っておくだけでも不安がなくなります。

もちろん入院なんて経験しないで済むのが一番ですが、もしものときに備えておくと心に余裕ができます。

この記事が、入院を控えている方やその可能性に備えたい方にとって少しでもお役に立てたなら幸いです。

あなたの入院生活が少しでも快適で穏やかであるよう願っています。

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