もう悩まない!命日のお供え。私が辿り着いた結論

天涯孤独
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命日は故人に思いを馳せる大切な日。

何をお供えしたら故人は喜んでくれるだろう。

普段とは違う特別な日のために思考錯誤している方も多いのではないでしょうか。

大切なのは故人を想う気持ちとわかっていても、何もしないのは気が引ける。

「前回はあれだったから、今回は…」

天涯孤独の私は相談する家族もなく、毎回一人で悶々としていました。

「また考えなきゃ」

私はその”特別な日”が負担になってきていました。

そんなお供え問題に対して私なりに出した答え

それは

「自分が食べたいものをお供えする」

です。

少し考え方を変えたら命日が楽しみになりました。

今日はそのお話しをします。

この記事を読んでいただきたい方

  • お供えに対して考えすぎてしまう方
  • どんなお供えをしているの知りたい方
\\お供えにぴったりのお花がポストに届く//

なぜ命日のお供えに悩んでしまうのか

なぜお供えで悩んでしまうのでしょうか。

例えばこんな理由が考えられます。

故人が好きなものを毎回準備するのが大変

命日には祥月命日と月命日があります。

祥月命日
亡くなった月日と同じ日

例:4月10日に亡くなったら祥月命日は4月10日

月命日
亡くなった日と同じ「日にち」

例:4月10日に亡くなったら月命日は10日

我が家の仏様は2人と1匹。

母と祖母と飼い猫のハナです。

この仏様達の月命日は月初に集中しています。

母が10日、祖母が12日、ハナが9日。

ほとんど毎日が月命日です。

お供えは故人が好きだったものを選ぶのが一番。

でも毎月三人分のお供えを準備するのはなかなか大変です。

お店が遠方だったり、売り切れだったり。

早めに準備すれば良いのですが、仕事をしているとそうもいかない月だってあります。

「大したことをしてあげられなかった」

ちび
ちび

間に合わせのお供えしか用意できずに落ち込むことも

結局自分が食べなくてはいけない

故人が好きだったものが自分の好みと合うとは限りませんよね。

それでもお供えしたものは自分が食べるしかありません

他に食べる人もいないし捨てる訳にもいかないからです。

我が家の仏様は全員甘党。

母はお酒も好きでしたがケーキや果物も大好物。

祖母は断然和菓子派でお彼岸のおはぎはいつも手作りでした。

猫のハナは鰹節よりもパンとプリンに目がないという少し変わった趣向。

一方私はどちらかといえば辛党です。

ケーキよりもおせんべいの方が好み。

甘いお菓子も少しなら美味しく思えるのですが、3人分だと一度には食べきれません。

うっかり賞味期限を切らしてしまうこともしばしばありました。

長時間お供えできない

果物やケーキなどの生ものは傷みやすいため、せっかく用意してもすぐに冷蔵庫へしまわなくてはなりません。

できるだけ常温で日持ちのするものを選ぶようにしているものの、たまには季節を感じられるものや、故人が好きだったものをお供えしたいと思うこともあります。

けれど遺影の前に置いておけるのはほんのわずかな時間だけ。

「何のために買ってきたんだろう」

ちび
ちび

ふと虚しさを感じることも

割引品をお供えすることに罪悪感がある

“割引きされているお供えを買うことに罪悪感を感じる”

そんな気持ちになるのは私だけではないと思います。

私にとって果物は高級品です。

だからこそ祥月命日や月命日の”特別な日”にだけ買うようにしています。

特に母が好きだった苺は春の定番。

夕方にスーパーに行くと割引シールが貼られた苺を見つけることがあります。

自分用なら迷わずカゴに入れるはず。

それなのにお供えとなると罪悪感があり、結局定価のものを選んでしまうのです。

お供えはもっと気軽で良かった

お供えについて考えると、どうしても「正解」を求めてしまいます。

実はもっと気軽に考えれば良いことがわかってきました。

ルールは気にしなくて良い

本来お供えには肉や魚、お酒がNGとされています。

また香りの強い食べ物や棘のある花も避けた方がいいとも言われています。

仏教では「五供(ごく)」と呼ばれる5つのお供えが基本です。

五供(ごく)とは

  • 香:お線香
  • 灯明(とうみょう):ローソク
  • 花:生花・造花
  • 飲食(おんじき):ご飯
  • 浄水:水・お茶

宗派や地域によって異なり、家庭ごとのルールもあるでしょう。

実際には“故人が好きだったものを供える”という考え方が広まってきています。

故人を思って用意したものにはちゃんと心がこもっているからです。

ルールにこだわるより、思う気持ちを大切にすること。

これが今の時代の自然な供養の形なのかもしれません。

仏様は食べるのが早い

お供えは長い時間おいておく必要がありません

仏様は食べるのがとても早いからです。

これは仏教の「仏様は香りや気を召し上がる」という考えからきています。

お供えした瞬間にお供えの香りや湯気を召し上がるのですぐに下げても大丈夫なんです。

時間は10分から30分程度。

ちょうどお供えしたご飯の湯気が消える時間が目安となっています。

大切なのは価格ではなく、故人を思う気持ち

私はお供えを準備するとき、自分のためなら絶対に買わないような高価なものを選んでいました。

母達が生きていれば食べさせたかったと思うからです。

だから無理をしてでも上質なお菓子や果物を買い続けてきました

結局これもお供えが負担に感じ始めた原因の一つだったのかもしれません。

命日は“故人のため”というより“自分が納得するため”になっていたのだと思います。

悩みの理由にも書いた割引品に罪悪感があったのもこのためです。

何をお供えしようが彼女たちなら喜んでくれる。

たとえ100円引きのシールがはられた苺だったとしても

「お得に買えてラッキー!」

と言ってくれたでしょう。

お供えは義務ではなく、故人を思う時間を作るためのもの。

無理のない形で続けることが、故人にとって一番の供養になると気がつきました。

私が辿り着いた結論:お供えは「自分が食べたいもの」でいい

悩んだ末に出した私の結論は「お供えは自分が食べたいもの」を選ぶことです。

具体例をご紹介します。

月命日は自分の食べたいものを食べる

月命日は自分が食べたいものを食べる日にしています。

私は毎日同じものを食べています。

何を食べるか考えるのが面倒だからです。

▽詳しくはこちらをご覧ください
【一人暮らしだからできた】毎日同じものを食べるメリットと注意点

だから毎月の月命日は普段は食べないものを選んでイベントのように楽しんでいます

少しだけ贅沢にローストビーフやお刺身にしたり、中華が食べたければ焼売を買ったり。

避けたほうが良いとされている肉や魚でも気にしません。

彼女達の遺影の前にお皿を並べて先に食べてもらいます。

もちろん料理にあうお酒も添えて。

月命日が休日ならケーキや果物を買うときもあります。

割引品も抵抗なく買えるようにもなりました。

「月命日以外は何もお供えしていないの?」

そう思われた方もいるでしょう。

以前は甘党の彼女達の為に個包装でなるべく賞味期限の長いお菓子をお供えしていました。

今は「甘美」というちりめんでできたお菓子で代用しています。

「甘美」はほんのりお香のかおりがする”腐らないお菓子”です。

この方法にしてからは何もお供えしていないというプレッシャーから解放されました。

見た目も可愛いのでプレゼントにもおすすめです。

祥月命日は一人ランチを満喫する

年に一度の祥月命日はお墓詣りの帰りに一人ランチを満喫しています。

私は外食が苦手です。

繰り返しになりますが、どこで何を食べるか考えるのが面倒だからです。

でもこの日だけは違います。

1年かけて気になる店を携帯のメモアプリに入力しておきます。

あとはその日の気分で行きたいお店を予約するだけ。

10年目となった昨年の母の命日にはハードルが高かった一人鰻を体験してきました。

関連記事
【10年目の命日】鰻と日本酒で過ごす特別な時間

お店の人にお願いしてグラスを2つ用意してもらい、見えない母と乾杯。

静かでゆったりしたとても贅沢な時間でした。

今年は母の大好きだった蟹料理の店を予約しようと思っています。

私にとって命日は故人と楽しむご褒美の日として待ち遠しいものとなっています。

もっと気軽にお供えを続けるために:お花の定期便サービスのススメ

お供えの定番といえばお花ですが、私は飾ったことがありませんでした。

自宅の近くに花屋さんがなかったからです。

勤務先の近くでと考えたこともありましたが、満員電車で持ち帰るには無理がありました。

そんなときに知ったのが花の定期便サービス「+hana(タスハナ)」

「+hana(タスハナ)」はまだ十分美しいのに市場に出せない“ロスフラワー”を有効活用

サステナブルな暮らしをサポートするお花の定期便サービスです。

生産者支援と環境配慮の両面を大切にしています。

「+hana(タスハナ)」の特徴

ロスフラワーを活用するから地球に優しい

新鮮で美しいけど色や形が揃っていない試作品種など、市場に出回らない花々を積極的に取り入れています。

花を助け、花に助けられる、花の定期便。

ホームページから引用

花を育てる人たちの思いも大切にしながら、環境にも優しいサービスです。

ちび
ちび

利用者である私たちも間接的にお手伝いができるのは嬉しいですね

ポストに届くから受け取りがラク

お花は専用のボックスに入れられ、ポストに直接届くので留守中でも受け取れます。

毎回買いにいくのは大変ですし、忙しい方にはぴったりですね。

配送頻度は隔週と月に1度から選べてスキップも可能です。

お供えにちょうど良いサイズ

1回につき3本から5本程のお花と葉物が届きます。

お仏壇や遺影の前にお供えするにはちょうど良い本数です。

花瓶がなければ、少し高さのあるコップでも十分飾れます。

手頃な価格で続けやすい

「+hana(タスハナ)」の価格は花の定期便の中でも最安値クラスで提供されています。

気軽に始められて、続けやすいのが魅力です。

2つのコースと価格

+ act for flowers
▶¥ 550( 税抜 ¥ 500 )+ 送料 ¥ 330

+ live for flowers
▶¥ 880( 税抜 ¥ 800 )+ 送料 ¥ 330

5回未満の解約はできない

定期便は5回からのプランです。

5回未満の解約ができませんので注意してください。

もし続けられるかどうか心配な方は、必要な時にだけお店で購入する方が良いでしょう。

お花のお供えもいいなと思ったらこちらから試してみてください。

\\お花のある暮らしって意外にいいかも!//

まとめ:命日のお供えに正解はない

「何をお供えすればいいか」

毎回悩むのは、故人を大切に思う気持ちがあるからこそ。

無理なく続けられる形を見つけることが大切です。

なぜ命日のお供えに悩んでしまうのか

なぜお供えで悩んでしまうのか。

例えばこんな理由が考えられます。

故人が好きなものを毎回準備するのが大変

結局自分が食べなくてはいけない

長時間お供えできない

割引品をお供えすることに罪悪感がある

お供えはもっと気軽で良かった

お供えについて考えると、どうしても「正解」を求めてしまいます。

実はもっと気軽に考えれば良いことがわかってきました。

ルールは気にしなくて良い

仏様は食べるのが早い

大切なのは価格ではなく、故人を思う気持ち

私が辿り着いた結論:お供えは「自分が食べたいもの」でいい

悩んだ末に出した私の結論は「お供えは自分が食べたいもの」を選ぶことです。

具体例をご紹介します。

月命日は自分の食べたいものを食べる

祥月命日は一人ランチを満喫する

もっと気軽にお供えを続けるために:お花の定期便サービスのススメ

「+hana(タスハナ)」はまだ十分美しいのに市場に出せない“ロスフラワー”を有効活用。
サステナブルな暮らしをサポートするお花の定期便サービスです。
生産者支援と環境配慮の両面を大切にしています。

「+hana(タスハナ)」の特徴

ロスフラワーを活用するから地球に優しい

ポストに届くから受け取りがラク

お供えにちょうど良いサイズ

手頃な価格で続けやすい

5回未満の解約はできない

命日のお供えに正解はありません。

自分にとって気持ちよく続けられる方法を見つけることが、何より大切なのかもしれません。

ちび
ちび

あなたも、来月の命日は「これなら続けられる」と思える方法を試してみませんか?

最後までお読みいただきありがとうございました。

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