【ハイジニーナ体験談】天涯孤独の私が選んだ介護脱毛

天涯孤独
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ハイジニーナって興味はあるけど実際にはどんな感じ?

ちび
ちび

聞いてみたいけどデリケートな場所だけに、なかなか人に聞きにくいですよね。

ハイジニーナとはVIO脱毛の中でもアンダーヘアを全てなくしてツルツルにすることです。

無毛にすることで肌を清潔に保ち、日常の不快感から解放されます。

VIO脱毛の箇所

VIO脱毛は全ての毛をなくさなくても、量を減らしたり、形を整える選択もできます。

どちらを選ぶかはお好み次第。

私はハイジニーナを選び、自宅近くの皮膚科で5回コースを契約しました。

残念ながら5回では完全無毛になりませんでした。

追加で3回照射してほぼツルツルになり、もっと早くやっておけば良かったと感じています。

恥ずかしさや施術中の痛みを差し引いても、得られる満足感は想像以上でした。

この記事でお伝えすること
  • ハイジニーナのメリット
  • ハイジニーナのデメリット
  • 私のハイジニーナ体験談
  • 選ぶなら医療脱毛?美容脱毛?
  • クリニックを選ぶ場合のポイント
ちび
ちび

ハイジニーナに興味がある方は、是非最後までお読みください。

終活としてハイジニーナを選んだ理由

私がハイジニーナをやろうと決めたのは、介護脱毛という言葉を知ったのがきっかけでした。

老後に備えて40代から50代で介護脱毛を利用する人が増えてきているというのです。

アンダーヘアーがなかったら
  • 排泄介助の時に介護する人の負担を軽減できる
  • オムツや下着の中を清潔に保てる

介護脱毛は介護する人にも、される側にとっても嬉しい選択です。

ちび
ちび

私は天涯孤独です。
将来介護が必要になったときにお世話になるのは間違いなく第三者です。
だからこそせめてもの配慮として、今のうちにできる準備をしておこうと思いました。


誰かに迷惑をかけたくない。

自分も恥ずかしい思いをしたくない。

そんな思いからハイジニーナを選びました。

次の章では実際に体験してみて初めてわかったメリットとデメリットをご紹介します。

ハイジニーナのメリット

ムレ・かゆみが軽減

アンダーヘアがないことで、デリケートゾーンがこもりにくくなります。

そのためムレやかゆみが起こりにくくなりました

入浴後も肌がサラサラして、すぐに下着をつけてもベタつくような不快感がありません。

照射を数回重ねるうちに、毛質も少しずつ変化していきます。

硬くて太い毛ではなく、腕や脚に生えるような細くやわらかい毛が生えてきます。

ゴワゴワ感がなくなり、汗ばむ季節でも快適に過ごせるようになりました。

日常のちょっとしたストレスがひとつ減ったように感じています。

ニオイ対策の効果

ハイジニーナはニオイ対策にも効果があります。

ちび
ちび

私は長年デリケートゾーンのニオイに悩んでいました

いわゆる「スソワキガ」と呼ばれるもので、海外の空港でどこからともなく漂ってくるあの独特の香りです。

ワキガはアポクリン汗腺という汗腺から出る成分が、皮膚の雑菌と反応してニオイを発します。

ワキガと聞くと脇の下の問題と思われがちですよね。

実はアポクリン汗腺は脇の下だけでなくデリケートゾーンや乳輪、耳の中にまであります。

アンダーヘアがあると、そこに汗や皮脂がたまりやすくなって、ニオイが強くなる原因になるのです。

ハイジニーナをして毛がなくなったことで、驚くほどニオイが気にならなくなりました

自己処理が不要

人に見られないので、ついサボってしまいがちな下半身のお手入れ。

そうは言っても放置しておく訳にも行きません。

普段はシャワーで済ませている私も、時々スーパー銭湯でゆっくり湯舟につかる時間を楽しんでいます。

最近では男女混浴のスパ温泉が増えてきて、水着になる機会も増えつつあります。

以前は急に予定が決まって、慌てて自宅にあるカミソリを使っていたこともありました。

カミソリや毛抜きによる自己処理は肌への負担が大きくおすすめできません。

皮膚の黒ずみの原因にもなるだけでなく、思わぬ怪我のリスクもあるからです。

ハイジニーナをしておけば面倒な自己処理は必要ありません。

ちび
ちび

いつでも好きな時にスパを楽しんでいます

はみ出しを気にしなくて良い

下着から毛がはみ出して恥ずかしい思いをしなくてすみます

私はヨガに通っているので、着替えやシャワーの後に他人の前で肌を出すことが多いです。

以前はうっかりお手入れを忘れてヒヤッとした事もありました。

ハイジニーナをしてから、他人の目を気にせずにすんでいます。

ハイジニーナのデメリット

時間と費用がかかる

完璧に無毛にするためには時間と費用がかかります

個人差にもよりますが、私が選んだ医療脱毛の場合の目安は以下のとおりです。

医療脱毛の期間と費用の目安
  • 推奨回数 8回~10回以上
  • 期間   1年~1年半以上
  • 費用   16万~20万 

医療脱毛はやっぱり痛い

医療脱毛は、かなりの強者でないかぎり痛さに悶絶します。

デリケートゾーンは皮膚が薄いうえ、毛が太いからです。

痛みの度合いを例えて

「ゴムではじかれたような痛み」

と表現しているところが多いですが、場所によって息が止まるほど痛む箇所もあります。

費用がかかっても麻酔をおすすめします。

温泉のような公共の場だと少し恥ずかしい

ハイジニーナをしてから温泉のような公共の場に行くと凝視されることがあります。

海外では当たり前となっているハイジニーナも、日本ではまだまだ珍しいのでしょう。

そんなこともあって少し恥ずかしい思いもしましたが、今では気にならなくなりました。

ちび
ちび

何もしないよりずっといいと思って、堂々としています

私のハイジニーナ体験談

ここからは私のハイジニーナ体験談をご紹介します。

カウンセリング

事前に電話でカウンセリングの予約をしました。

カウンセリング当日の流れ
  1. 問診票の記入
  2. 医師の診察
  3. 女性スタッフによるカウンセリング
  4. 契約書にサイン
  5. 1回目の予約・注意事項の説明
  6. 支払い

契約したコース
VIO 5回コース 132,000円(税込み)

※麻酔クリーム・紙パンツ・術後の軟膏代金含む

空きがあればカウンセリングの当日に照射することもできるとのことでした。

ちび
ちび

私は心の準備がしたかったので、日をあらためることにしました。

剃毛に苦戦

照射時の注意点として、事前に剃毛が必要です。

そのおもな理由は2つ
  • レーザーの光をしっかり毛根に届けるため
  • 長い毛がレーザーで焼けてやけどや炎症のリスクがあるため

毛抜きや脱毛クリームは毛根ごとなくなってしまうのでNGです。

必ずカミソリやシェーバーを使いましょう。

過去に子宮筋腫の手術をした時にも自分で剃毛したことがあります。

その時はVラインだけでしたが、どこまで剃ったら良いかわからずに苦労しました。

結局病院で剃り残しの処置をしてもらいました。

今回はIラインとOラインも剃らなくてはいけないので、かなりハードルが高めです。

一人暮らしなのでひげ剃り用のシェーバーなんて持っていません。

ひとまず、カミソリと眉毛処理用のシェーバーを使うことにしました。

鏡を使うのですが、目が悪いのと老眼でよく見えません。

ちび
ちび

何よりもそのポーズがなんともなさけない

1時間苦戦して、ほとんど剃れずに諦めました。

照射当日

なるべく清潔な身体にしておきたいというのが女心。

めったに行かない平日の昼間のヨガのレッスンに出て、念入りにシャワーを浴びました。

申込の時に教えてもらった通りに、木べらで麻酔クリームを塗ってラップで保護。

そのまま紙パンツをはいて麻酔が効いてくるまで1時間程時間をおきます。

座るとスカートが汚れそうなので立ったままでいました。

ちび
ちび

麻酔を塗った後はトイレに行けないので、事前に済ませておきましょう
あまり水分を取りたくないので真夏は避けた方が良いかもしれません

病院は自宅から歩いていける距離。

受付を済ませると、すぐに名前を呼ばれて個室へ案内されました。

看護師さんに濡れたガーゼを渡されて、麻酔クリームを拭き取るように言われました。

それにしても昨晩からどれくらい自分の下半身に時間を費やしてきたのでしょう。

何をするにも初めてのことは、それなりに大変です。

紙パンツを脱いで下半身はタオルのスカートに着替えて待ちます。

看護師さんが入ってきてベットに仰向けになりました。

「すみません。自分ではなかなか上手に剃れなくて」

申し訳ない気持ちいっぱいでそう伝えると

「ほとんどの皆さんがそうですから大丈夫ですよ」

そう言ってシェーバーで残った毛を剃ってくれました。

その時間、わずか5分程度。

ちび
ちび

この病院では一か所につき剃毛代が1,100円かかります。
費用はかかりましたが、前日の苦労を思い出して、最初からお願いすればよかったと思いました。

麻酔は必須

無事に剃毛も終わりいよいよ照射です。

目を保護するグーグルをつけてもらうと、高さ調整でベットが少し上に動きました。

デザインを聞かれたので、毛は残さず全処理をお願いします。

逆三角形やハート型にする場合は、このタイミングで希望を伝えるのだそうです。

タオルスカートがまくられてマーキングをすると

「始めますね」の声。

この時は恥ずかしさより緊張の方が勝っていました。

最初はVラインの上、ちょうど足の付け根あたりからスタート。

ピシッという音がして毛が燃える臭いがしました。

ホームページでよくある”ゴムではじかれたような痛み”です。

これなら我慢できそうだと思っていると

その痛みは静かに、でも確実に強くなってきました。

ズキズキでもチクチクでもない、今まで経験したことのない不思議な痛みでした。

「やはりゴムだ」

それもかなり太めのゴムでバチーンとやられた感覚

思わず力いっぱい手を握りしめて息を止めていました。

ちび
ちび

爪の先を手のひらの柔らかいところに押し付けるのが、痛みを我慢する時の私のクセでした。

「大丈夫ですか?」

看護師さんが手を止めて声をかけてくれました。

「痛いですよね。私の時は麻酔がなかったので本当に辛かったです」

麻酔をしてもこんなに痛いのに、麻酔なしで挑むなんて。

まるで裸足で火の上を歩く修行僧のようだと、全く関係のないことを考えていました。

「ゆっくり進めますから、我慢できなかったら遠慮なく言ってくださいね」

優しい修行僧の言葉に、少し手の力が緩みました。

全ての施術時間は約20分

10分程でVラインが終了し、続けてIラインへとうつりました。

片足を立ててそのまま横に倒した姿勢。

Iラインは皮膚が薄いのでVラインに比べて痛みが強いとは聞いてはいました。

予想通りVラインの痛みを超えて、倍の太さのゴムではじかれたような衝撃がはしります。

それでも施術が進むにつれ、痛みを感じるのは一瞬だとわかってきました。

特に強い痛みがあるのは、毛が密集している中心箇所。

永遠に続くのではないと頭で反芻して耐えること5分でIラインが終了しました。

最後はOライン。

横向きになって、おしりを少し突き出すような姿勢になります。

ちび
ちび

多くの方が一番恥ずかしいと感じると思いますが安心してください
相手はプロです

「Oラインは痛みが弱いので安心してくださいね」

と手際よく進めていきます。

「本当だ。痛くない。」

痛いというよりは痺れに近い刺激がある程度で個人的にはほとんど痛みを感じません。

時間も一番短く感じました。

おしりって案外鈍感なんだなと新発見。

最後に薬を塗ってもらって全ての施術が終わりました。

あれほどの痛みも照射が終わってしまえば、嘘のようにおさまっているのが不思議です。

身支度をととのえて、剃毛料3ヵ所分3,300円を支払って病院を出ました。

1回目を終えた直後

1回目を終えた直後は、あるはずの毛がないことに自分でもドキっとする日が続きました。

シャワーやトイレの度に

「あっ、そうだった」

と改めてハイジニーナを始めたことを思い出す日々。

やがてその快適さに、もっと早く始めればよかったと思い始めるようになりました。

もっとも強く体感できたのがヨガの最中。

ピッタリしたウェアでも全くムレを感じません。

シャワーを浴びたあとも他の肌と同じようにサラサラしています。

何もまとわりついていない感じが、何とも言えずに快適でした。

2回目の照射

2回目は3ヶ月後に決めて、平日の昼間の時間を予約しました。

仕事が休みの土曜日は人気があって、予約が取りづらかったからです。

1回目の照射で毛が少し細くなってきていました。

今回は始めから剃毛も一緒にお願いしていたので、予約時間の1時間程前に病院へ。

剃毛後、麻酔クリームも塗ってもらいます。

ラップで保護したうえから紙パンツを履くのも2度目すっかり慣れました。

麻酔が効いてくるまで1時間程時間をあけます。

受付に声をかければ外出しても良いとのことでした。

近くの駅ビルで買い物して、時間になったので病院に戻りました。

2回目の照射が始まってみると、1回目に比べて痛みは弱く感じました

それでもIラインはやっぱり体に力が入ってしまいます。

きっとお産を経験された方にとっては、こんな痛みは大したことないのでしょう。

ちび
ちび

私は出産経験がないので、その大変さは想像もできません

「母も私を生む時に堪えてくれたんだな」

痛みを我慢しながら、そんなことをぼんやり考えていました。

3回目以降

3回目を終えた頃には更に毛が細くて柔らかくなってきています。

伸びてくると肌が透けてみえて、これはこれで少々見苦しい状態です。

私は3ヶ月ごとに約1年半かけて5回コースを修了しました。

毛の生え変わるサイクルは約2ヶ月から3ヶ月

その間は照射をお休みした方が効果があると聞いたからです。

残念ながら5回のコース終了後も完全無毛にはなりませんでした。

ツルツル状態からしばらくすると薄い毛が生えてきています。

今は1年に1度、夏に入る前に通っています。

一回の費用は剃毛混みで約2万円。

ちび
ちび

照射8回目を終えた今は、近くで見ると少し生えてるかなぐらいをキープしています

選ぶなら医療脱毛?エステ脱毛?

医療脱毛とエステ脱毛の違い

脱毛には医療脱毛とエステ脱毛があります。

医療脱毛は毛根や毛母細胞を破壊し、永久的な脱毛が可能です。

対してエステ脱毛は毛根にダメージを与え、毛の量を少なくしたり薄くするのが目的です。

医療脱毛と美容脱毛違い
項目医療脱毛エステ脱毛
脱毛効果永久脱毛に近い時的な減毛・抑毛が中心
回数8回~10回12回~18回以上
期間約1年~1年半約1年半~2年以上
施術間隔2ヶ月~3ヶ月に1回1ヶ月~2ヶ月に1回
費用相場(VIO 5回)8万~10万前後4万~8万前後
痛み強め弱め
アフターケア万が一の時の治療・薬処方あり医療行為不可
おすすめする方早く確実に脱毛したい人痛みに弱い人

どこまでの仕上がりを希望するのかで、費用や期間が変わってきます。

痛みの許容度も視野に入れて自分にあっている方を選択すると良いでしょう。

もしも完全かつ永久的を希望するなら、断然医療脱毛がおすすめです。

クリニックを選ぶ場合のポイント

私自身は別のクリニックで脱毛しましたが、今はもっと選択肢が増えて、価格もぐっと身近になってきています。

ハイジニーナを実際に体験した私が、もしもこれから選ぶ場合のポイントは以下です。

✅医療脱毛(永久脱毛が可能)  

✅脱毛以外の費用がかからない

✅女性スタッフのみ対応  

✅通いやすく予約が取りやすい  

✅VIOコースだけでも受けられる  

まとめ

以上、私のハイジニーナ体験談でした。

「誰かに迷惑をかけたくない」

そんな気持ちから始めたハイジニーナ脱毛でした。

実際にやってみると今の自分自身がより快適に過ごせるための選択だったと感じています。

昔から「見えないところにこそ心を配るべき」と言われます。

私にとってハイジニーナは、まつ毛のエクステやネイルケアと同じように自分磨きのひとつ。

「年齢を重ねても、女性であること忘れない」

いつまでもそうありたいと思っています。

ちび
ちび

恥ずかしさや不安で踏み出せずにいる方へ、私の体験がそっと背中を押すきっかけになれば嬉しく思います

最後までお読みいただきありがとうございました。

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