新築で購入したマンションもすっかり老朽化。
こまめに掃除をしているのにサッパリしない。
家族構成が変わり部屋数が今のライフスタイルにあわなくなって、自宅にいても寛げない。
こんなお悩みはありませんか?
この記事では、15年超えのマンションをリノベーションリフォームした経験から、あるのが当たり前の事をやめて良かった事5選を紹介します。
ミニマルな生活をはじめて3年。一人暮らしで来客もまったくこないという条件でのケースです。あてはまらない方もいらっしゃると思いますが「こんな人もいるんだ」と参考程度に読んでいただけると嬉しいです。
部屋を区切らず全てのドアを廃止
60.59㎡ 2LDKをワンルームにしました。
リビングはフローリング、ダイニングはタイルというように、床素材を分けることで使うエリアをわけています。
部屋に入る為の扉を開ける動作がなくなり、導線もよくなって快適です。
玄関に入ると部屋が丸見えですが、宅配便も置き配でお願いしているので問題なしです。
トイレを個室にしない
トイレも個室はやめて洗面所のとなりに設置。
いつも目に入るので、掃除もこまめにするようになるのでお勧めです。
ここは壁にモザイクタイルをはって、水回りのエリアにしています。
浴室に湯舟をおかない
最大の理由は、腰痛もちで浴室掃除が辛かった事です。
湯船がない分、浴室が広くないのでとにかくお手入れが楽になりました。
使用後は水切りワイパーで壁の水分をササッと取って身体を拭いたタオルで床を拭きます。
タオルはすぐに洗濯するので抵抗はありません。
排水口の蓋は外しておきます。
ステンレスのゴミ受け変えて、都度髪の毛を取り除いておけば、カビやヌルヌルとは無縁です。
当時はシャワールームへ浴室暖房機の取付ができず、冬の寒さを心配しました。
実際に使ってみるとシャワーのお湯ですぐに部屋が暖かくなり寒いどころかポカポカです。
体感温度は個人差があります。
今は浴室暖房器が標準装備になっているものもあるようですので、心配な方は施工会社に相談してみてください。
ガスコンロにグリルをつけない
焼き立てのお魚は美味しいですが、使用後のグリルのお手入れって大変ですよね。
排気口周りも汚れが溜まりがちです。
ここでも掃除の手間を省くために、ガスコンロをグリルのないタイプにしました。
IHなので天板がフラットで見た目もすっきり。
我が家には食洗機も水切りもありません。
そこでもこのフラットな天板が大活躍。
洗った食器は、まだほんのり温かい天板にジョージ・ジェンセンのキッチンタオルをひいて置いておけばすぐに乾きます。
大好きな焼き魚はお店で食べると決めてしまえば良い選択でした。
窓にカーテンをかけない
丁度良いカーテンが見つからずに半年経過した結果、意外に快適だった事です。
朝は少しづつ明るくなる朝日で目覚め、夜は窓の外の月をぼんやり眺めながら就寝します。
休日の夕方。窓から見える夕焼けは大きな絵画を見るようです。
季節やお天気にもよりますが、基本的に昼間は電気をつけなくても明るくて省エネ。
洗濯の手間がないので、これも時間と電気・水道の節約に繋がります。
気になるのはセキュリティ面ですね。
幸いにも、6Fの我が家は近所に高い建物もなく外からの視線は心配ありません。
最後に
まずは自分がどのような空間で暮らしたいのかを考えてみましょう。
そしてリフォームをお願いする施工会社の担当者へしっかり伝える事が大切です。
そうする事で、ご自身のこだわりに沿った提案をしていただけますよ。
リフォームが決まると、とにかく沢山の事を決めなければなりません。
どちらかというと、今よりも物が増える傾向にあるとも言えます。
ここでご紹介した”あるのが当たりまえの事”を見直しするきっかけになると嬉しいです。
是非、自分のこだわりが沢山つまった快適空間を手にいれてください。