あなたが買っている日用品。本当に必要ですか?
そう思ってはいても、つい買ってしまうのが日用品。
特に洗剤や台所まわりの消耗品は一つ一つの価格が高くないので、新しい商品がでると次々に試したくなってしまうんですよね。
以前は私も毎月1万円以上使っていましたが、今は半分程に節約する事ができています。
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あるのが当たり前とせず買うのをやめてみたら、意外に不便を感じずに暮らせることがわかりました。
この記事では、持たない暮らしを楽しむ一人暮らしのゆるいミニマリストが、日用品を減らして生活をシンプルにする方法をご紹介します。
具体的には
- 日用品を買わないメリット
- 日用品を買わないためにしていること
- 買わなくなった日用品
の順番でご紹介していきます。
日用品を減らすことで、節約だけでなく生活の質も向上しますのでぜひ参考にしてください。
日用品を買わないメリット
在庫管理が楽になる
日用品の種類が増えると、いつも在庫管理で脳のリソースを使います。
“あれまだあったかな”とか”安いから買っておこう”とか。
毎日必ず使うものなので残量も一目瞭然。
無くなったら買うようにすれば「まだあるの買ってしまった!」
なんて失敗もなくなります。
買い物に行く頻度が減る
日用品を減らすと、買い物に行く頻度が減り時間と手間が節約できます。
一番の節約は買い物に行かない事です。
買い物の回数が減ることで、衝動買いや無駄な買い物を避けることができます。
スペースの有効活用
日用品を減らすことで、家の中の収納スペースが広く使えるようになります。
生活感がでる日用品は隠しておきたいですよね。
種類を減らして在庫を少なくすれば、限られたスペースに収納することができます。
特に限られたスペースで暮らしている一人暮らしの方には大きなメリットです。
地球に優しい
日用品の中でもラップ等の消耗品は捨てる事が前提です。
捨てるための買い物をしていることになるんですね。
消耗品を減らすことで、廃棄物の量を大幅に減らせます。
これは地球にとってとても良いことですし、自然を守るために大事なことですよね。
消耗品を買わないことはお財布にも地球にもやさしい事なのです。
私は何かを捨てる時、いつも罪悪感を感じています。
全ては難しいですが、長く使える代用品に変えたりしながら消耗品を減らすようにしています。
日用品を買わないためにしていること
買うのが当たり前をやめてみる
長い間使っていると、なくなったら買うのが当たり前になってきます。
実はその日用品。
無くても不便なく暮らせる物かもしれません。
試しに数日間だけ、持たないまま生活してみましょう。
無ければ無いなりに過ごせる物。
それが今後は買わない日用品なのです。
新商品に目移りしない
世の中には日々新しい商品が登場しています。
キラキラしたCMは魅力的ですが、その誘惑に負けてはいけません。
使用中の物に不満がなければ、新商品に目移りするのはやめましょう。
使いやすいから長く使ってきたのです。
仮に買い替えたとしても、結局あまり大きな差が無いことが多いです。
日用品は定番化するのが増やさないコツです。
専用にしない
日用品はなるべく汎用性のある物を選びます。
掃除道具や洗剤を専用にせず、他の場所にも兼用できないかを常に考えています。
消耗品の詰め替えって、ものすごく面倒ですよね。
種類を減らせば詰め替えの頻度も減り、在庫の管理も楽になります。
”こんな使い方があったのか!”
そんなひらめきをゲーム感覚で楽しんでいます。
値段で買わない・ポイントに踊らされない
「2個買ったら200円引き!」
「今日だけポイント5倍!」
こんな言葉を聞くと、今買わないと損するような気持ちになります。
“日用品は腐らないから”
つい在庫があるのに買いそうになりますが、必要な時に必要な数だけ買うようにしています。
捨てない物に変更する
なくなったら買うサイクルをやめるために、捨てない物に代用できるものは変更します。
家にあるもので代用できるのが一番ですが、無ければ購入することもあります。
一時的に費用が掛かっても、長い目でみればコストを抑える事ができます。
ゴミも減らせて一石二鳥です。
買わなくなった日用品
柔軟剤
柔軟剤を買うのはやめました。
もともと柔軟剤は硬水の海外向けにできたもので、軟水の日本なら支障がありません。
又、柔軟剤のコーティング効果でタオルの吸水性が悪くなる原因にもなります。
洗いあがりのふんわり感より、さっぱり感が気持ち良いと感じています。
トイレ用洗剤
トイレの掃除はキッチン泡ハイターで代用しています。
以前は専用の洗剤・使い捨てブラシを使用していましたが、キッチン用の成分と変わらないというYOUTUBE動画を見て試してみたら問題ありませんでした。
毎朝シュッとして流すだけ。
汚れも付きづらいので、ブラシでこする必要もありません。
ティッシュ
ティッシュを買うのはやめました。
かわりに赤ちゃんのおしりふきで代用しています。
成分がほとんど水なので、目元・口元をふいても肌にやさしいです。
ひどい鼻かぜで1週間鼻水が止まらなかった時におしりふきを使用してみたら、鼻がカサカサにならずにすみました。
ちょっとした汚れならほとんど水で落とせるので、鏡や洗面台まわりの掃除にも便利です。
1枚あたりの価格で比較すると割高ですが汎用性の面でコスパ良しと判断して使っています。
洗顔石鹸
洗顔用の石鹸を買うのはやめました。
朝おしりふきで目元をふいたら水だけで洗顔するようにしています。
肌に必要な皮脂を洗い流さなくなったせいか、以前より肌トラブルがなくなりました。
シャンプー・トリートメント・ボディーソープ
全身シャンプーに変えました。
私は髪が長く、洗いあがりに満足するものがなかなか見つからなかったのですが、
クラシエの”ma&me Latte”に出会ってから何度もリピートしています。
赤ちゃんにも使えるこの商品は肌にやさしいだけでなく香りも良く髪もゴワゴワしません。
シャンプーしてトリートメントという工程がなくなるので、お金だけでなく時間の節約にもなります。
1回約5分短縮できたとして、節約時間は1ヶ月で2.5時間。
映画が1本見られる程の時間短縮になるのは嬉しいですね。
化粧水・乳液・美容液
オールインワンに変えました。
もともと肌のお手入れに興味がない私にはオールインワンで充分でした。
沢山の商品がある中で無印良品の”敏感肌用オールインワンジェル”を使っています。
使用感は普通で可もなく不可もありません。
この商品に決めた理由は、150gで1500円以下の価格とシンプルなパッケージ。
肌の状態は人それぞれですので、興味がある方はミニサイズもあるのでお試しください。
歯磨き粉
歯磨き粉を買うのはやめました。
理由は電動ハブラシに変えたことです。
代わりに歯間ブラシとワンタフトブラシを併用しています。
私は歯並びが悪く、通常の歯磨きだけではどうしても磨き残しができてしまいます。
ブラッシングだけでは落とせない歯の隙間の汚れは歯間ブラシで取りのぞきます。
ワンタフトブラシは毛先が小さな歯ブラシで、奥歯や八重歯のような歯ブラシでは届かない箇所に使うと便利です。
どなた様もそうであるように歯医者がとても嫌いです。
虫歯には絶対になりたくないので3ヶ月に一度定期検診を受けています。
歯磨き→歯間ブラシ→ワンタフトを夜だけ1回するようになってから
「よく磨けていますね」
と褒められるようになりました。
ジップロック
ジップロックを買うのはやめました。
代わりに”スタッシャー”というシリコン製の保存容器を使っています。
私は1週間分の野菜やきのこをカットして冷凍しています。
以前はジップロックのLサイズを使っていました。
ジップロックはしっかりしているので1回使っただけで捨てるのは勿体ない。
繰り返し使うためには洗わなくてはいけない。
どうせ洗うならと購入したのが”スタッシャー”です。
”スタッシャー”は冷凍保存だけでなく、電子レンジ・オーブン・湯煎にも利用できます。
毎日使っても約3000回、約8年も使えるのだとか。
使わないときは、くるっと丸めてしまえるので保存場所もとりません。
使い捨てビニール手袋
使い捨てビニール手袋を買うのはやめました。
肉や魚を直接手で触れたくないので以前はビニール手袋を使用していました。
今はポリ袋の小で代用しています。
ポリ袋の小はお弁当やゴミを入れるために「使うもの」と判断して必ず家にあるものです。
利き手にビニール袋をつけて調理。
調理後、ビニールをつけたまま肉や魚が入っていたトレーを洗ってポリ袋を裏返しつつトレーを袋の中に入れて乾燥させてビニールごと捨てます。
手袋に比べて着脱もしやすく手も汚れません。
排水溝ネット
排水溝ネットを買うのはやめました。
ゴミ受けに溜まった小さなゴミをおしりふきで拭き取って、夕食後の皿洗いのついでに毎回水洗いしています。
ゴミ受けがいつも乾燥しているので滑りも臭いもありません。
クッキングシート
クッキングシートを買うのはやめました。
私の使い道は落し蓋かオーブン料理。
落し蓋は平皿、オーブン料理は既に持っている耐熱皿を使っています。
最後に
この記事でご紹介したこは以下のとおりです。
- 日用品を買わないメリット
- 日用品を買わないためにしていること
- 買わなくなった日用品
日用品を買わないことで、毎月の出費を抑えることができるだけでなく、環境への配慮や生活の質の向上にもつながります。
少しの工夫で大きな効果を実感できますので、参考にしていただけると嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。